イベントとして考慮したほうが良い
ブーケトスは、上手に手放さないと遠くに飛ばないという問題が存在します。
また、遠くに飛ばすことそのものが難しいということも、前もって知っておいたほうが良いです。
テレビドラマに登場する花嫁は、ブーケトスを遠くの人に対して成功させていることが多いです。
ですが、遠くに投げることを意識して、上に向けて投げるというのは良くありません。
というのも、距離にして5メートル~10メートル飛ばすので精一杯だからです。
テレビドラマの場合は、少し大きめのブーケを用いているので、重さもあって遠くに届いているだけです。
なので、ブーケトスという名称のとおりで、近くの人にトスするくらいの気持ちで投げるようにしましょう。
それと、ブーケトスはイベントということも理解したほうが良いです。
例えば、いきなりブーケを投げるのは良くありません。
ブーケを投げる時の姿勢は、少しだけ前かがみになって投げることが大事です。
というのも、体が沈み込んだ際に、投げるタイミングを見計らうことが可能になるからです。
いきなり投げてしまうと、反射的に前に動き出した人が、後ろから手を伸ばした人とぶつかってしまう、もしくは、それが元になって喧嘩になってしまうこともあるのです。
なので、ブーケトスを行う前は周りに呼びかけることで、安全にブーケトスできる状態を作っておいたほうが良いでしょう。
もし、参加人数が多い場合は、頼れる人に呼びかけを先に行ってもらい、それによりブーケトスしやすい状況を作っておきます。
それと、結婚式などで使用するテープを設置し、テープを境にして、そこから前に出てはいけないというルールを設けておくと良いでしょう。
このような対応1つで、気持ちの良いブーケトスを行えるようになります。
細かい配慮も大事
気持ち良くブーケトスを行うテクニックには、以下のようなものも存在します。
まず、視線を1点に固定しないように配慮しましょう。
投げる際は、全体に対して目配りを行ってから、体を前かがみにして、そして体を起こす時の反動で軽く投げると良いです。
視線を1点に絞り込んでしまうと、自分に向かってブーケトスを行ってもらえるのかも、という期待が生まれてしまうのです。
ブーケトスは、未婚者に対して結婚という幸福を分かつ行為です。
なので、限定的に投げるという行為を避けるだけで、ブーケトスの印象はかなり変わってきます。
それと、ブーケの周りに装飾品を付けないようにしましょう。
空気抵抗が強まってしまい、3メートルも飛ばずに自由落下というケースもありますし、地面が汚れていると肝心のブーケが傷んでしまう、汚れてしまうという問題まで発生してしまいます。