ウェディングシューズの基礎知識
スポーツシューズなどの靴選びと同じで、以下のような情報を知っていると、靴選びによるミスは小さくなります。
まず、多くの人は10000円以下のウェディングシューズを選んでいます。
割合では63.8%の人が、10000円以下で問題ないと考えているのですが、これには理由があります。
昔に比べて、今では良質な靴が多く存在しますので、それほど高価になってしまうケースが減ってきているため、シューズに対して大金を注ぐ人が減ってきているのです。
実際に、大金を支払っても良いという人もいるのですが、その場合も2万円以上は出せないという人が圧倒的に多いです。
というのも、10000円以上20000円以内のウェディングシューズが欲しいという人は、割合では20%以内となっており、20000円以上は全体の1%程度しか存在しないからです。
なぜ、このような価格で人気に大きな差があるのかというと、ウェディングドレスにお金を注ぎたい女性が多くいるからです。
そのため、今では昔のように5万円以上、もしくは10万円以上という人は稀になっています。
次に、靴選びで一番悩んだところは?というアンケートに対しては、レンタルか購入かで悩んだという女性が圧倒的に多い状況です。
しかし、今では約90.0%の人がレンタルを選んでいますし、レンタルはウェディングドレスと一緒に行えるので、今でも人気が長続きしている状況となっています。
また、オーダーを依頼される人は0.6%しか存在しない状況なので、昔に比べて、レンタルを前提として靴選びを行う人が多い状況です。
あらゆる状況を想定して選ぶ
靴選びですが、ウェディングシューズであることを意識して選ぶようにしましょう。
まず、新郎との身長差を考慮しないとビジュアル的にもったいないです。
ビジュアルを意識した場合、約10cm差が発生するウェディングシューズを選択し、実際に鏡などを使って立ち姿を確認しましょう。
また、ウェディングシューズは少し高さのあるものを選択します。
先ほどのビジュアルだけでなく、ドレスの裾を踏んでしまわないようにするための配慮、そして、足をスラッと見せるテクニックでもあるのです。
次に、カラーリングを良く考慮したほうが良いです。
派手なものはNGとされていますが、淡いピンク色などは問題ありません。
新郎新婦ともに若い方の場合、このようなウェディングシューズを履かれると、いっそう若さというものがにじみ出るようになるでしょう。
せっかくのお祝いごとなのですから、このようなところにも配慮したほうが良いです。
ただ、カラーリングの赤、青などには注意しましょう。
ものによっては光を反射する靴も存在するので、色がキツく見えてしまうものもあります。