結婚準備でよく聞く「サムシングフォー」とは

サムシングフォーは幸せを呼び込むアイテム

結婚式関連の話を集めていると、「サムシング・・・」という言葉を目にすることがよくあります。
いくつか種類がありますが、これらをまとめて「サムシングフォー」と呼びます。

まず、サムシングオールドと呼ばれるものがありますが、こちらは、家族の絆、古いもののある伝統などを意味しています。
結婚式の場合、サムシングオールドとして祖母、もしくは母から譲り受けたものを身に着けていると、幸せになれるとして人気を集めているのです。

また、サムシングオールドだけでなく、サムシングニューも存在します。
こちらは、ニューというだけあってなにか新しいものという意味で用いられています。
新調するものであればなんでも良いとされており、サムシングニューは新しい生活の象徴として用いられることが多いです。
花嫁のこれから先の生活、希望を表すものほど良いので、このことを踏まえてサムシングニューを選択すると良いでしょう。

さらに、サムシングボローというものも存在します。
こちらは何か借りたものの意として使われることが多いです。
ものを借りるという行為により、交友の絆、信用のある人柄を表すことができ、友人も含めた幸せの象徴として扱われることが多くあります。

他にも、サムシングブルーという、純血、純愛という結婚式に相応しいものも存在します。
なにか青いものの意なのですが、青は愛、もしくは謙遜を表しており、末永く幸せな関係の象徴として用いられます。
他にも、キリスト教では聖母マリアのシンボルカラーという扱いも存在するため、他のサムシングよりも人気の高いアイテムです。

このような結婚式における幸福のアイテムをサムシングフォーと言います。
ただ、これらのアイテムはさり気なく身に着けておくことが肝要とされているので、見せびらかすものではないことを覚えておきましょう。
前述のサムシングブルーの通りとなりますが、愛だけでなく、謙遜も大事であることを理解し、サムシングフォーを身に着けることが大事なのです。

新しい試みも存在する

サムシングフォーについてですが、以下のような現代らしいものも存在します。

例えば、サムシングオールドに関しては、祖母、母が昔から聞いていた大好きな曲を、再生機器とともに娘に贈るというケースも存在するのです。
昔であれば、指輪、もしくは指輪以外の装飾品の人気が圧倒的に高かったのですが、今ではこのような試みも存在します。
他にも、サムシングニューでは、手作りの新品のハンカチを渡すという風習も存在しています。
昔とは違い、ジーパン、ハンカチなどを、個人の技量で簡単に作れる時代となっているため、新しいものであっても、家族の心意気が感じるものを、サムシングニューとして贈るケースも存在するのです。